テンション
テンション

展示会も終わり一息ついているところです。
この一年振り返ると完成させた作品は10点ほどになります。
ほぼ1月に1点となりますが結構作っているなと自分でも思います。

第一に完成させられるのは締め切りがあることが重要な要素になります。
なにがなんでも完成させなければなりませんから。
では短い期間でどうやって完成させるかと言うことですが、
その場合はスケジュールです。

第二に工程を組み上げます、頭の中でもメモ用紙でもかまいませんが
どのような順序で、どのように組み立てるか。
その時々どのようになっているかイメージしながら。
工程を組むとき重要なのが、完成までのイメージトレーニングです。

第三の要素はイメージトレーニングです。
イメージトレーニングは完成までを頭の中で追って行きます。
すんなりイメージできれば完成まで早いということになります。
キットを見てなかなか工程や、完成したイメージが描けないのは
キットに難ありかもしれませんね。

さてイメージトレーニングで構築した工程を追っていきますが、
細かなことは抜け落ちている場合もあります。
その辺は段階ごとに詰めていかなければなりません。

第四の要素は詰めです。落ちが無いように詰めて詰めて作業を進めます。
その間テンションをいかに持ち続けるかと言うの課題です。
テンションを維持するには継続可能な毎日が必要です、
僅かでも毎日作業を続ける時間を確保することです。

第五の要素は毎日の時間の確保、毎日続けることで状況が認識でき緊張感を保てます。
といいつつもやる気がうせるというのがありますね。
やる気を維持させるには、制作したい気持ちになったきっかけを忘れないようにその原点を見つめていることです。

第六の要素は作りたくなった気持ち。例えば実機を見て作りたくなった場合、
時折実機の資料を見ていたり、実機のことを調べたり。
どこかで完成させた作品がきっかけであればその作品の写真をそばにおいておくとか。

そのようにしてテンションを維持し制作に励みます。
そこは見返りを求めません、あくまでも自己満足の世界ですから。


                                   風の友

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