基本工作と追加工作の楽しみ

私がプラモデルを始めて手にしたころは
子どもであったこともありますが、
とにかくその場で完成させることでした。

プラモデルに塗装したり、合わせ目の目地を消したりするのは
アイテムに対する思い入れが深まるようになってからです。
その後塗装をしたり、基本工作として継ぎ目を消したりと
製作の過程に入り込んできます。

そのうちディテールアップをはじめ改造したり、
プロポーションを修正したりし始めます。
それでもそのころまでキットをより良くするための
アフターパーツはほとんど存在していません。

当時は必要と有らばその辺にある材料を駆使しながら
手を加えていきます。そうせざるを得なかったのです。
そのことで基本工作を習得していったと思います。

それらは気になる箇所を自分で調べ、工夫して、
追加工作を重ねます。
そのことは一番楽しいことでもありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風の友

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